山岳部について

 高校山岳部は慶應義塾高等学校設立の1948年(昭和23年)からクラブ組織として活動しています。

 2013年(平成25年)6月末時点での部員は3年生8名、2年生5名、1年生9名の計22名であり、指導スタッフは顧問教諭である杵島部長、大竹副部長に加え大学山岳部OB組織である登高会より派遣されたコーチ4名が中心となって構成されています。

 普段の練習や山登りの計画及び山行(合宿の事)の実施まで、基本的に学生の自主的な運営を目指し、実力相応の活動をしています。また、体力だけでなく山登りに必要な知識を獲得する為に、地学教諭である杵島先生をはじめコーチによる気象、医療、山の知識等についての講義が年間を通して行われています。

 安全面については経験の少ない学生の判断力をカバーする為に、毎合宿コーチ及び教諭が山登りに同行する規則となっており、また、保護者との相互理解を深める目的で年に2回保護者会を開催し、活動の内容、安全性の確認、指導の方針について説明をおこなっています。

 さらに近年では単に山登りの知識や技術を修得するだけでなく、自己管理のできる自立した強い人間の実現を目標に、山登りというフィールドを活かしながら意思決定のサイクルやリスク管理、そしてコミュニケーション能力の向上をはかっています。

 2012年には登山雑誌「PEAKS」の取材を受ける等、その活動が注目されると共に、ここ数年で大幅な部員増となったことから、さらに活発な活動が期待されています。

2013年6月末日、文責 ヘッドコーチ鴨野弘嗣

所在地

高校山岳部案内

高等学校(第一校舎)と高等学校グランドの間の道から、マムシ谷へ下りる階段の中腹の部室棟。高校グリーン食堂の裏に面しています。活動日は毎週月・水・金曜日です。

大学山岳部案内

体育館(柔・剣道場)の階下にあり、スポーツ棟(体育研究所、卓球場)と隣接しています。土曜日等の活動は、大学部室も利用しています。少し薄くらいですが、何時でも覘いてください。

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